HOME > 抗AQP4抗体測定

抗MOG抗体測定

抗ミエリンオリゴデンドロサイト糖蛋白(MOG)抗体について


新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、抗体測定の検査態勢に影響があり、不急の検査を控える方針となりました。急性期検体の初回測定は、従来通りお受け致しますが、それ以外の検査依頼は、当座お控え頂きたくようお願い致します。結果報告の遅延につきましても、ご容赦願えますと幸いです。ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


培養細胞を用いた特異性の高い方法(cell-based assay: CBA法)での測定結果(定性)をご報告します。抗MOG抗体の臨床的意義についてはまだよくわかっておらず、研究段階にある自己抗体です。研究目的であることをご承知の上、ご依頼ください。血清のみで測定可能ですが、まれに髄液のみで陽性になる症例もありますので、可能であれば髄液も一緒に送付ください。
また、CBA法を用いた抗MOG抗体測定が、民間の検査会社で開始されましたので、こちらでの測定もご検討願います。
https://www.cosmic-jpn.co.jp/contractservice/


結果を学会もしくは論文発表に用いる際は必ずご連絡ください。測定コストは当講座研究費を充てておりますので、結果を用いた研究(症例報告を含む)は共同研究としての扱いをお願いしています。論文は共著とさせていただき、必ず当方で内容をチェックさせていただきます。また、無断で測定結果を公表されないようお願いいたします。

検査順序

1.検査申し込み方法」に沿ってかかりつけの病院から当講座に血清・髄液(オプション)を送付いただきます。

2.患者さんへの説明文」を良くお読みになり、検査の意義および検体の扱いについてご理解いただきます。

3.同意書」に日付およびサインをしていただきます。

4.かかりつけの外来にて採血をしていただき、病院の検査室等で「血清」に分離いただきます。

5.冷凍宅配便で凍結した血清を病院から送付いただきます。その際、主治医に記載いただいた「検査申込書 」と病歴のサマリーを同封いただきます。送料はご負担ください。平日(月~金)午前中着で手配願います。


6.当講座に血清が到着後、すぐに検査に取りかかりますが、連休などの影響で検査できるまでに1~2週間程度時間を要する場合もあります。



7.検査は抗原(MOG)が表面膜上に発現した培養細胞(HEK293)を用いて行います。

8.血清を128倍に希釈後、培養細胞に反応させ、抗原にくっついた抗体を蛍光色素で標識した抗ヒトIgG抗体を用いて同定します。




9.結果の報告は郵送で、申し込みいただいた主治医宛に送付いたします。




お問い合わせ方法

測定依頼の際に、事前に連絡を頂くことが必須となりました。不明な点については、必ず電子メールでお問い合わせください。担当者が不在の場合、電話でのお問い合わせにはお答えできません。

お問い合わせ先:
mogantibody@yahoo.co.jp

申込用紙、患者さんへの説明文書、同意書は下記から取得してください。

検査申し込み方法

検査申込書

患者さんへの説明文

同意書

アセント文書(小児用)

このページの先頭へ

診療情報

講座情報

一般情報

リンク集・その他

情報を交換し合えるQ&Aを設置

お問い合わせ

Copyright ©2008. Department of Multiple Sclerosis Therapeutics,Tohoku University Graduate School of Medicine. All Rights Reserved.